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レストラン 2017.12.01

ヒルトン東京 ワイン便り

「メトロポリタングリル」ソムリエ小澤より、ワインにまつわるストーリーを月毎にお届けします。心に残るワインとの出会いや、ワインが造られる背景など、ソムリエの視点で語られるそれぞれの物語をお楽しみください。

今月のストーリー

今回のコラムはワインの特性です。
赤ワインの軽い、重いってあるけどどういう事なの?また、どうやって決まるの?
など疑問に思う事も多いと思いますので、そのことについて触れたいと思います。

ワイン、特に赤ワインは果皮と一緒に発酵するので、葡萄の果皮の厚さにより色味が変わります。薄い果皮だと色も淡く、濃い果皮だと色も濃くなります。色が濃くなれば味わいもしっかりとしてきますし、葡萄のもつ糖分にも影響します。アルコール発酵は、酵母が糖分を分解して行われるので、糖分が多く含まれた葡萄だと、出来上がるワインはアルコールの度数が高くなります。アルコールの度数が高いとボディーといわれるコクも高くなり、重さにも影響します。 それ以外にも、タンニンの量が多いとボディーがしっかりして重いワインとなりますし、樽熟成をかけると樽から出る抽出分の影響により重さが出ます。これは白ワインにも同じ理由がつけられます。 軽い、重いというのは、葡萄の品種だけではなく、栽培場所や醸造方法によっても変わってくるんです。

これからの季節、濃厚でクリーミーなスープやしっかりした味わいのお肉などの料理が多くなります。
そういう食事の場では、重いワインを合わせると料理との相性も抜群に良くなります。
代表的なワインとしてはフランスボルドー地区の赤ワイン、アメリカのカベルネソーヴィニヨンなどあります。
脂ののった和牛のサーロイン、鹿肉などに合せるのがおすすめです。
白ワインでもカルフォルニアのしっかりと樽熟成してあるシャルドネなどのワインは、甲殻類の食材、クリーミーなポテトスープ、ポークやチキンなどと相性が良いです。

今回はワインの軽い、重いを取り上げましたが、日本には四季があり、気候も変化していきます。その中で季節を感じながら、ワインを変えて行くというのも面白いと思います。
この秋、冬は旬の食材と一緒に重めのワインを楽しんではいかがですか。

赤ワインに合うおすすめメニュー

  • 和牛A5サーロイン
  • オーストラリア産ラムラックのグリル
 

白ワインに合うおすすめメニュー

  • ポテトエスプーマとトリュフ
  • カナダ産ロブスター
 

メトロポリタングリルのメニューはこちら>>

 

メトロポリタングリル ソムリエ 小澤 祐季

バーテンダーとしてキャリアをスタート。その後、ワインに興味を持ち、2009年にソムリエ資格を取得。様々な業態の店舗でワインを勉強し、2015年ヒルトン東京に入社。2016年にはシニアソムリエの資格を取得。現在はドリンク全般を勉強しながら、スタッフへのワインの指導などもしています。

その他資格

  • ドイツワイン上級ケナー
  • ラムコンシェルジュ
  • シガーマネージャー
  • ビアソムリエ スタンダード
  • 日本ワイン検定
    など

宿泊予約システム移行のお知らせ

2017年9月12日(火)より、宿泊予約オンラインシステムを変更させていただくこととなりました。つきましては、新システム移行に伴い、現在ご利用いただいておりますお客様には、大変ご不便とご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

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